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茅野 縄文の女神たち

ども にぽぽです=*^-^*=



“茅野市尖石縄文考古館”を訪れました。

20151107茅野16



海抜1.000m前後の八ヶ岳山麓の裾野は、豊富な湧水による河川が流れ、ナラ、クルミ、クリなどの落葉広葉樹の森が広がり、多様な動物が繁殖していたことから、縄文人の生活にはうってつけの場所であったようです。

20151107茅野18 -1

考古館入り口近くのジオラマにマッピングされた遺跡の場所の多さにはビックリします。
特に、縄文時代中期の遺跡数が多いことで、茅野市は「縄文王国」と呼ばれているのです。



真っ先に向かったのは、国宝が集められている展示室。

20151107茅野19

“浅鉢形土器”

20151107茅野20

ここしばらく集中して縄文漬けなので、、縄文土器は見慣れた感があるのですが、「所変われば品変わる」の言葉通り、初めて見る“浅鉢形土器”。

浅鉢は、墓坑で埋葬した死者の頭部に被せたものということを意識して見れば、形の美しさだけではなく、厳粛さが感じられるのです。



そして、にぽぽのお目当ての一つ、“縄文ビーナス”
w(゚◇゚)wおおおお~っ!

20151107茅野27

“縄文ビーナス”は、昭和61(1986)年に棚畑遺跡から出土した、約5.000年前の縄文中期の土偶です。
高さ27cm。

20151107茅野18 -2


集落の中央広場に造られたお墓の中から、顔を外側に向け横たわった状態で発見されました。


20151107茅野30

切れ長の目、上向きの鼻、おちょぼ口は、縄文中期の長野県エリア特有の顔だそうです。
かわいい~(((愛~ヽ( ̄▽ ̄)ノ~愛)))

表面はすべすべに磨かれ、さらに粘土に雲母が混ざっているので、体全体がキラキラ☆彡と光輝いて見えます。


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膨らんだお腹は、妊娠していることを表しており、お尻を後ろに突き出すような特徴的な姿勢から「出尻土偶」とも呼ばれているとか(笑)


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その“出尻”を後ろから見れば、美しいハート型。
ビーナスと呼ぶにふさわしい姿に魅了されずにはいられませんよ。

神々しくも可愛らしくて、ビーナスの周りを何度も何度もぐ~るぐる、ぐ~るぐる。
怪しすぎる・・・。


もう一人は“仮面の女神”。

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こちらは、平成12(2000)年に中ツ原遺跡から出土した、約4.000年前の縄文後期の土偶。
高さ34cm。

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こちらもお墓だと考えられている場所から、横向きに寝かされた状態で発見されました。

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死者の副葬品だといわれています。

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とても細かい研磨が施されて黒光りしている身体は、少し怖いくらいの存在感があります。

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両手を広げて胸を張り、空を見つめているような姿。


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なによりも特徴的なのは、顔に逆三角形の仮面をつけていること。
シャーマンの祈祷の姿を表現していて、その集団の守り神のように扱われていた土偶だったのではないか、とも考えられているそうです。

確かに、呪術的な雰囲気が漂っている気がします。

1.000年の隔たりがある二人の女神が、さらに4.000年の隔たりのあるにぽぽと、今この時を共有している!!
そして、にぽぽが死んだ後の1.000年も2.000年もあり続けていくのか・・・
うーん、浪漫ですな~。


そして、土器。

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ここ最近のにぽぽの日記は、縄文の土器ばかり載せてると思いつつ、載せずにいられないぐらい素敵なのが縄文土器。
もともと、土ものが好きだからなぁ(2009年5月10日の日記⇒府中 お気に入りの茶碗を見つける)。



まずは、縄文前期(約6.000~5.000年前)のもの。

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“半裁竹管(ハンサイチクカン)”という、竹を縦半分に割ったものによる線と細い粘土紐を用いた繊細な文様、その中に丸い粒が散っている。
にぽぽは、これを見たとき光を反射する水の流れと真珠を連想しましたですよ。
とっても綺麗な土器ですよね~。



以下、にぽぽのだ~い好きな縄文中期(だと思う・・・)の土器。

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装飾が力強い!

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注ぎ口がついています。
水瓶だったのか、それとも祭りの時にお酒を入れたものだったのか・・・?



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不規則なようで規則正しい文様。

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祭りに使われたと考えられている土器。

顔面把手。

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深鉢の中は、女神のお腹という意味なのかしら?



吊手土器。
祭りの時に火をともしたもの。内側に濃くススがついています。

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横から見ると、紐状のものを通して吊るした穴がよくわかります。

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ということは、祭りはやっぱり夜に行われたということなのでしょうね。
 

ミニチュア土器。

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三内丸山にもあったミニチュア土器。
模様や形を実物大のものそっくり、精巧な作りです。


長野の土器はデコラティブでダイナミック。
今までの地域の中で一番好き\(#⌒0⌒#)/



黒曜石。

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黒曜石は火山のマグマからできた天然のガラスです。


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薄く剥げるように割れて、鋭い刃物のようになるので、当時は道具をつくるための絶好の材料でした。
黒曜石は特定の場所でしかとれず、長野県の和田峠、霧ケ峰、八ヶ岳西麓は、中部・関東地方への黒曜石の大供給地でした。
青森の三内丸山遺跡でも、長野県産の石鏃が見つかっています。


黒曜石が輸出品であれば、ヒスイや琥珀は輸入品。

20151107茅野50

ヒスイは新潟産、琥珀は関東地方から。
縄文時代にはすでに列島規模での交流があったということですね。


いやいや~
縄文観は、にぽぽの子供の頃と全く違っているんだもんなぁ。
ほんとーーにほんとーーーーに驚くことばかりです。



帰りの時、JR茅野駅では、“新そば祭り”が開催されていました。

20151107茅野70


そんな中、ひときわ目につく出店。

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“縄文焼き ビーナス”なのか、“縄文 焼きビーナス”なのか?!


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湯気もわもわ~の熱々ビーナスがいっぱい並んでおりました(笑)


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生地にはそば粉が使われていて、お腹の中には甘さちょーーー控えめの餡子とお餅が入っていました。
もう少し甘くしてもいいのでは・・・・というぐらいのヘルシー感が縄文なのかも(笑)
機会がありましたら、ぜひビーナスをお召し上がりください。




今日も最後まで読んでくれて、どうもありがとう~~~ヾ(^∇^)
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2010年 江戸文化歴史検定3級・2級合格。
2014年 新選組検定3級・2級合格。
たまに歴史と新選組のオタク日記になります。

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