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松江 城下町そぞろ歩き その2

ども にぽぽです=*^-^*=



松江城の北側のお堀沿いに塩見縄手と呼ばれる通りがあります。

20141011松江63 -2

城下町では、縄のようにひとすじにのびた道路のことを「縄手」というそうです。
かつて通りの中ほどにあった松江藩中老で町奉行の塩見小兵衛が異例の出世をしたことを称えて、塩見縄手と呼ばれるようになったのそうです。

20141011松江64

江戸時代から生き残っているという老松と武家屋敷の長屋門を眺めつつ歩いていると、気分はすっかり松江藩士です(笑)。


この塩見縄手には、200石から600石程度の中級藩士の屋敷が並んでいました。
ちなみに、時代により1石の価値に変動はありますが、遠山の金さんの遠山金四郎景元(旗本江戸北町奉行)が500石で、鬼平犯科帳の長谷川平蔵宣以(旗本火付盗賊改役)が400石だったそうです。


にぽぽの城下町散歩には欠かせない、お宅訪問!

20141011松江65

この武家屋敷は600石程度の藩士が住んだところで、現在の屋敷は享保18(1733)年に建てられたものです。
築275年ぐらい?!


武家屋敷の特徴の一つの長屋門は、武家奉公人である中間の住居としても使われていました。
敷地内から見ると、部屋になっているのです。

20141011松江83

600石というのは、今でいうとざっくりですが年収3300万という感じです。
(換算方法はいろいろあるので一概には言えませんけれど。)

母屋はおよそ70坪。

松江武家屋敷見取り図

左側が式台玄関、右側は内玄関。

20141011松江66

武家の社会は公私がしっかり区別されているので、家であっても、式台玄関から座敷が公、家族の生活の場は内玄関から家の奥側と区分けされていて、作りも材料も違うということです。


こちらが家族が使う内玄関。

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客が上がる式台玄関。

20141011松江68


式台玄関から続く十畳の座敷は、屋敷内で最も立派な部屋。

20141011松江69

“中老である屋敷の主の元に緊急の用件で近習頭が書状を持参し、指示を仰ぎに罷り出ているの図”です。



座敷の裏側にあたる、家族部屋。

20141011松江70

座敷に比べると天井も低く、質素なつくりになっています。


その隣は当主居間。

20141011松江71


その隣が奥方居間。

20141011松江72


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家族の生活の場は屋敷の北側にあるのですが、手入れされた庭に面しています。


なんと、茶の間があるではないですか!

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にぽぽが拝見した他の地の武家屋敷には茶の間はなかったですね。
これは藩主が江戸時代の超一流の茶人だった松江ならではって感じです!


佛間。

20141011松江75

置かれている仏壇がシンプルで意外でした。
この高さだと、お線香は立ってあげるのかしら・・・江戸時代にそんなはずはないと思うんだけど。


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江戸時代は、部屋ごとの収納スペースが充実していないので、納戸が必要だったんでしょうね。
家の格によって、家財道具もいろいろ揃えていないといけなかっただろうし。


湯殿です。

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火事に気を付けなければいけない時代ですので、薪をくべてお湯を沸かしながら入ったのではありません。
お湯を入れて、体を拭いたりとかしたのでしょうが、寒い松江では、冬のお風呂は大変だったかも。


台所です。

20141011松江79

水場と竈で、いわゆる“キッチン”の部分の訳ですが、コンパクトにまとまっています。
窓の右下にあるのは水瓶で半分は外に出ているんです。

20141011松江78

井戸で汲んだ水を、外から水瓶にいれられるようになってるんですね。


台所にはもう一つ目を引くものが。

     20141011松江80

茶の文化が浸透している松江ならではの大茶壺!!
それにしてもでっかいっ! 大人でも余裕で入れそうです。


食器類も充実。

20141011松江81

松江歴史館で見た美味しそうなお膳が目に蘇ってきますね~。


20141011松江82

これ、何だろう?吊戸棚??
できたお料理を置いたりしたのかなぁ・・・。


伊勢で見た40石取りの武家屋敷(2010年3月23日の日記⇒松阪の街その1)と、会津の筆頭家老の西郷頼母の屋敷(2008年10月8日の日記⇒会津武家屋敷)そして松江の武家屋敷、時代と石高が違うけど、その土地ならではの特徴があってなかなか面白いものがあります。


塩見縄手には、小泉八雲も一時期住んでいたことがあります。

20141011松江85



小泉八雲の旧居も見学して、ちょっと小腹がすいたので、通り沿いにある塩見茶屋で一休み。

20141011松江88

テラス席はお掘りに面していて気持ちがいい!
ここでオーダーしたのは、松江に来たら食べようと決めていた“ぼてぼて茶”

20141011松江89

“ぼてぼて茶”は不味公が鷹狩りに出かけた際に飲んでいたものが由来だそうです。
番茶を茶筅で「ぼてぼて」と泡立てて、その中におこわ、煮豆、きざんだ高野豆腐や漬物などを少量ずつ入れます。
箸を使わず、茶碗の底を軽くたたき片寄せた具をお茶と共に一気に口に放り込むように食べるのが通だそう。

お箸は出てこないので、にぽぽも通に食べてみることにしましたが、一気にズッツと吸い込まないと具が残ってしまう・・・通の道は遠かった!

“ぼてぼて茶”は、ほんのりした塩味、具材合わせの妙!
体が美味しい~と言ってる美味さでした。
不昧公って、ほんとーーーーに美味しいものを知っていた人だったに違いない。(←なぜか上から発言)

“ぼてぼて茶”は庶民の間にもに広がり、仕事の合間に立ったまま食べられる間食や非常食として根付いたそうです。




今日も最後まで読んでくれて、どうもありがとう~~~ヾ(^∇^)
長かった出雲、松江のお散歩も、次回で最後です。
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東京の西のはじっこに住んでいます。
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2010年 江戸文化歴史検定3級・2級合格。
2014年 新選組検定3級・2級合格。
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