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戦国時代の山城 八王子城を歩く

2008年8月18日(月) 東京/



ども にぽぽ です=*^-^*=


お盆休みに故郷に帰ったり、旅行を楽しむ世間を横目に、たんたんと平常営業のにぽぽでしたが、
そもそも片田舎の八王子にすんでいるんだから、ちょっと出かけてくれば旅行気分満載ではないか!
と気付いて、そそくさとお散歩に出かけました。

今日の目的地は、戦国時代に作られた巨大な山城、八王子城です。
八王子城は高尾山の北、そして神奈川県との県境の辺りに位置します。
住所は“東京都八王子市元八王子”です。



時は戦国時代。
武田、今川、徳川、豊臣、そして織田、名だたる戦国武将が名を並べる時代に、小田原城を本拠にとし、関東に多くの支城を構えて一円を支配していたのが北条氏です。

第四代目当主・氏政の弟・氏照は多摩川と秋川の合流地点にある“滝山城”を居城とし、北は五日市・青梅・飯能・所沢の一帯、南は相模原・大和から横浜の一部までを支配地としていました。永禄12(1569)年に武田信玄が滝山城を攻撃し、落城寸前となったことから、強固で広大な八王子城の築城を考えたようです。
八王子城築城の時期は明確ではりませんが、天正年間のはじめ(1570)ぐらいかららしく、天正年間の中頃に、氏照は八王子城に移ったと考えられています。



八王子城が築かれた深沢山(城山)
1八王子城全体



城は大まかに、城下町に当たる「根小屋地区」、城主氏照の館のあった「御主殿」、戦闘時に要塞となる「要害地区」に分かれています。
要害地区は深沢山頂の八王子神社の尾根一帯。
そんな本格的な登山をする覚悟はないので、入口から割りと近い「御主殿」あたりまでで引き返して来る事に決定。


八王子城の碑
2八王子城跡


八王子城は有名な心霊スポットでもあります。
この碑、昔からあるんですけど、なぜか字が朱に塗られてて怖いんですけど・・・


平成2(1990)年に、見学者の案内のために管理棟が建てられ、広場に八王子城案内板が設置されるなどの整備がされたそうで、ずいぶん明るい雰囲気になってました。ホッ。
3八王子城跡


平成18(2006)年には日本100名城にも選定されたとか。
知らなかった~!!



御主殿と古道の案内板に従って歩いていきましょう。

4ルート案内


すぐ登り坂(山なんだから当たり前)です。
昭和63(1988)年の確認調査で明らかになった大手の門跡があります。

大手の門跡
5大手門跡


古道(大手道)
6大手道(古道)


門跡や尾根に断続的続く平坦部があり、どうやら御主殿に続く大手道だったようです。
右側はすぐに崖、城山川が流れています。
当時は対岸に御主殿の石垣や多くの建物が見わたせたと考えらます。


橋台(きょうだい)石垣と曳橋
7橋台石垣と曳橋


山の両岸に、橋を架けるための橋台石垣が発見されました。当時はこの橋台に簡単な木橋を架け、攻撃を受けたときには
橋を壊すことによって、敵の侵入を防いだと考えられます。
橋は現在の工法で史跡の景観に合うように造られたそうです。

8曳橋



築城当時の石垣
9築城当時の石垣


曳橋を渡ると、御主殿したの石垣があります。
この石垣は八王子城落城から400年、土の中に崩れずに残っていたので、検出したそのままの状態にしてあるそうです。
この城山山中から産出する砂岩を利用して、ひとつ一つていねいに積み重ね、
隙間には小石を詰めて全体として強固な石垣としています。石垣の勾配が急なこと、石垣の裏側に沢山の砕いた石を入れていることも特徴で、戦国時代の石垣様式を示す全国でも貴重なものです。


御主殿虎口(こぐち)
10御主殿虎口


城の出入り口は虎口と呼ばれ、防御と攻撃の拠点となるようにさまざなな工夫がこらしてあります。
御主殿の虎口は木橋をわたった位置から御主殿内部まで高低差約9mを「コ」の字型に折れ曲がった階段通路としていることが特徴です。


全体で25段の階段は蹴上が36cmで約5mの幅をもっています。途中の2か所の踊り場とともに、全面に石が敷かれているのは、八王子城独特のものだそうです。

それにしても蹴上36cmというのは、だいぶ腿を引き上げつつ登っていかなくてはならなくて~!!
足の衰えをまざまざと感じてしまった、やばいな~鍛えないと~・・・。


櫓門跡
11櫓門の礎石


この踊り場から、4つの建物礎石が発見されました。写真の中で敷石の面よりちょっと高くなっている大きな石がそれです。
想定される建物は、通路の重要な位置にあることから、物見や指揮をするための櫓門であったかもしれないとのこと。


御主殿跡
12御主殿跡


いよいよ到着しました。
この場所は、江戸時代はじめに描かれた八王子城古図に「北条陸奥守殿御主殿」と記されており、城主北条氏照が居住していたところだそうです。
築城時に造成され、周囲を石垣として土塁で囲んだ長方形の削平地となっています。
発掘調査では、中国の磁器類の破片や国産の陶器、鉄砲弾をはじめとする武器・武具類など多くの遺物が発見されました。
中には当時の武人のたしなみであった茶道具や、当時でも極めて珍しかったと思われるベネチア産のガラス器の破片もあったそうです。
氏照の生活ぶりが想像できそうな気がします。


御主殿からの眺め
13御主殿からの眺め



八王子城の規模は広大で、城全体の利用計画も複雑でした。
まだ工事が続いていた天正18(1590)年6月23日未明、天下統一を目指す豊臣秀吉の命を受けた前田利家と上杉景勝らの軍にわずか一日で攻め落とされてしまいます。


八王子城悲劇の落城は、次回のお散歩日記に続きます(長い)!!



今日も最後まで読んでくれて、どうもありがとう~~~ヾ(^∇^)
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にぽちゃん、ガイドさんみたい☆ぽち!ぽち!ぱち!

こんばんは~♪
いや、これは素晴らしい解説ですね♪^^たいへん勉強になりました。
歴史系のHPでも、これだけのものは少ないですよ☆^^スゴイ!

こんばんは!
とても勉強になりました。
自然環境がとても良いお城ですね☆
御主殿跡の芝生で、青空の下お昼寝したくなりますよね~って、そんな不届きものは私だけか・・・すみません。
最後、ランキング、大爆笑です!!力強くポチポチといきますね~そして拍手☆

こんばんわ☆
心霊スポットって聞くと、何故だかそんな様子に見えてくるのが不思議…(>_<)

しかし、綺麗な景色ですね~。
東京にこんなに広い空があったとは!(^^)!

いつも、書くの忘れちゃうんですけど、
ポチっていきますね(*^^)v

東京とは思えない光景ですね
こんなものが残っていたなんて知らなかったぁ

立派なお城があるじゃないですか~
100名城とは、すごいですね。
しっかり整備されてますし、何か建物でも復元すれば、観光客いっぱいになりそうですね。
そこで、にぽぽさんは何か商売を…f・o・)えっ

高尾山は何度か行ったコトがあるんですが
八王子城は知りませんでした。
もう少し秋深まってきたら行って見ようと思います♪

お休み中も凸ポチっとありがとうございました。
凸ポチ×2♪

おはようございま~す。
八王子城ってあったんだね~。
知らなかったよ。

昨日の本、近所の本屋さんに3軒ほど行ってみたんだけど、なかった・・・・(泣)

おはようございます

八王子城跡、なかなか読み応えのある内容と写真がとっても勉強になりました。
1日で落城した部分だけ、ちょっとさみしかったけど(^^;)

高尾山のそばにあるとのことですが、それすら全然知りませんでしたが、
かなり規模が大きいようですね。

凸っと!

いつも思うのですけど、にぽぽさんの案内は素晴らしいですよね!

キューピーさんは着てたあのファッションのにぽぽさんを想像してしまいました☆ミ

心霊スポット!(○ω○;)
今回はゾワゾワして前に進めなぁ~ぃ
ってことは なかったのでしょか
そびえたつ御城
見てみたかったですなぁ~(。uωu。)

東京にこんな静かな場所があるとわ。
知りませんでしたよー(@@
歩いてまわると気持ち良さそうですね^^足腰鍛えないとダメそうですが(笑)
御主殿跡、実際に見たい~~って思いました。
気持ち良さそうで(*´ェ`*)

Re:orihimeさん

ありがとう♪歴史オタクガイドって旗もって歩こうかな(笑)

Re:mikomaiさん

mikomaiさんにそういってもらえると、なんだか嬉しいです♪地元ながら、八王子は広いな~と思ったお散歩でした。

Re:サユサユさん

御主殿の芝生でお弁当広げていた家族がいましたよ、すごく気持ちよさそうでした!城主気分ですよね(笑)

Re:shinako☆さん

東京とは名ばかりで、なんだかすみません、山です。
(〃'∇'〃)ゝエヘヘ
この山並みを越えれば神奈川ですよ。

Re:おとーくんさん

にぽぽも、住んでいても東京とは思えないです。江戸城もこの頃は北条氏のものだったんですよ。

Re:てんゆうさん

f・o・)えっ(笑)
にぽぽ饅頭売りますか?!

資料がないので、どんな城郭だったのか?調査が進めばいいなと思いますよ。

Re:kazu*さん

高尾駅からバスでも行けるようですが、かなり奥なので、帰りのバスの時間などチェックしておかないと大変ですよ。

ちなみに、山の尾根づたいに高尾山にも行けます、体力いるけど(笑)

Re:あんちゃんさん

そうなんですよ、八王子城があった辺りが昔の中心地なので、元八王子という地名なんですよ。

ちょっと古い本ですから、店頭にはないかもですね。

Re:ちびたさん

字ばっかりで、読むの大変だったでしょう、すみません。

八王子城の深沢山、高尾山、陣馬高原方面へ、体力があれば歩くことができる登山道がありますよ。今のにぽぽにはかなり無理ですけど。

Re:もかさん

いつも字が多くてすみません(汗)
本格的な登山道もあるので、山歩きルックの方もいるなかで、ピンクのサングラスで歩いてましたよ!

Re:あいりっしゅさん

きれいに整備されているところは、気持ちよかったです。
でもちょっと草ぼうぼうのあたりになると、ジメーっとね。
この山の中にどんな城がそびえてたのか、ホントに見てみたかったです!

Re:saboさん

御主殿の広場は、グランド状になってて、周りにしか木陰がなかったので暑いでそ、空ががばーーと開いて気持ちよかったです。端のほうに“マムシに注意”ってあったけどね(笑)

こんばんは!
次回の更新を楽しみに
ポチポチ~して帰ります。

Re:サユサユさん

訪問ありがとう!
次回も懲りずに続編があります(笑)

陣馬街道 の語源は、確かに気になるところです。陣馬山というのもあるようですから、何か関係あるかもしれませんね♪^^
夕焼け小焼けのモデルは初耳でしたので、参考になりましたデス☆^^

Re:mikomaiさん

地名にはなんらかの理由がありますもんね、いつか調べてみようかと思います。夕焼け小焼けの碑は全国にたくさんあるんだそうですが、ここが本家でなのです!
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東京の西のはじっこに住んでいます。
お散歩したり、まったりしたり、美味しいもの食べて喜んだり。

2010年 江戸文化歴史検定3級・2級合格。
2014年 新選組検定3級・2級合格。
たまに歴史と新選組のオタク日記になります。

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